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静岡県の高校受験の特徴


静岡県の公立高校受験は、主に調査書、学力試験、面接の3つの資料によって合格者が選抜されます。
受験は2日間に渡って行われ、1日目に国語、数学、英語、理科、社会の5教科による学力検査、そして2日目に面接が行われます。
これは県内全ての高校で共通して行われるものです。

この他に高校独自に選抜資料を定める「学校裁量枠」というものもあります。
例としては、スポーツや文化的な側面で秀でていることを選抜基準とするものが挙げられますが、これらで選抜された生徒も同様にして2日間の試験・面接を受けることになります。
各高校で全定員の50%までを学校裁量枠として定めることができますが、逆に上記のような選抜基準を取らず0%に設定している高校もあります。
特に進学校であるほど、この学校裁量枠の割合を小さく設定していることが多いので、一般的にはこの枠を使わず、調査書、学力検査、面接による通常の選抜方法で受験していく生徒がほとんどだと言えます。

そして静岡県の中学校では、生徒自身が本番の入試でどの程度点数が取れるのかを知るために毎年2回、2学期に県統一学力調査テストが行われています。
この結果に基づいて三者面談が行われ、受験校を決定するのが一般的です。
この学力調査テストは本番の試験と同様の形式・難易度であることから高校入試の模擬試験として捉えられています。

また内申点も非常に重要な選抜基準となります。
受験校には中学3年生の2学期の成績が送られますが、これはその学期だけ成績が良ければいいというものではなく中学1年生からの積み重ねによっていい内申点につながるので日々の努力は不可欠と言えるでしょう。

( ライター:静岡の家庭教師 アズネット所属 Y.M )

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